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マウス詳細データ: mTSN Tg#2マウス

系統情報
資源番号 nbio271
系統名 mTSN Tg#2
正式名称
略称・別名
系統分類 mutant
バックグラウンド系統 C57BL/6JJmsSlc
由来 国立感染症研究所 免疫部
樹立者 葛西 正孝 先生
寄託者 葛西 正孝 先生
分譲条件 指定文献の引用。研究成果公表時に寄託者へ謝辞の表明。提供承諾書が必要。分譲手続はこちら
Animal Health Report
詳細

マウスTranslin(TSN)をCAGプロモーター下で全身に発現するトランスジェニックマウスである。TSNは、染色体転座切断部位のDNA塩基配列やRNAを特異的に認識する8量体蛋白質であり、複製や転写に深く関与していることが知られている。また、TSN欠損マウスによる研究から、間葉系幹細胞の分化を制御して骨髄における造血に関わっていることが明らかにされている。本マウスは間葉系幹細胞(MSC)及び造血幹細胞(HSC)の研究に役立つことが期待される。Tg#2とTg#8の2ラインがある。

参考文献
  1. Aoki K, Suzuki K, Sugano T, Tasaka T, Nakahara K, Kuge O, Omori A, and Kasai M. (1995) A novel gene, Translin, encodes a recombination hotspot binding protein associated with chromosomal translocations. Nat Genet 10(2):167-74. [PMID:7663511]
  2. Ishida R, Aoki K, Nakahara K, Fukuda Y, Ohhori M, Saito Y, Kano K, Matsuda J, Asano S,Maziarz RT, Kasai M. Translin/TRAX deficiency affects mesenchymal differentiation programs and induces bone marrow failure. Stem Cells and Human Diseases (Springer-Verlag, Chapter 21 p468-476, 2012).
保存情報
精子自家遺伝子型Tg/+
凍結方法FERTIUP
他機関遺伝子型
凍結方法
自家 作出方法
遺伝子型
凍結方法
他機関 作出方法
遺伝子型
凍結方法
分譲までの期間凍結精子手続完了次第即日発送可能
凍結胚
生体 約2ヶ月
遺伝子情報
作出方法 transgenic
遺伝子記号 Tsn
遺伝子名 Translin
genotyping情報