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CG, CKマウス

概要

ヒトの神経遺伝病であるGM1ガングリオシドーシスの研究のために作成されたマウスで、 CGはヒト正常型β-ガラクトシダーゼ(β-Gal)を 全身で高発現するトランスジェニック(Tg)マウス(トランスジーン:CAGプロモーター/ヒトβ-Gal cDNA)である。 CGマウスはマウスの内在性β-Galも発現している。 β-Gal KOマウス(BKO)にヒト正常型β-Galを導入したマウスがCKマウスであり、 マウスβ-ガラクトシダーゼを欠損し、ヒト正常型β-ガラクトシダーゼを過剰発現する。 CKマウスは神経症状や脂質蓄積は示さない。

参考文献

  1. 山本美江、長瀬裕美、野口章、持田慶司、中平美穂、高野薫、野口洋子、鈴木治、 大島章弘、小倉淳郎、松田潤一郎、滝本一広、伊藤雅之、鈴木義之 (2001) GM1ガングリオシドーシスモデルマウスへのヒト正常型β-ガラクトシダーゼトランスジーンの導入と解析 日本疾患モデル学会記録、17: 20-22.