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マウス詳細データ: FVB.Eisuke-NLSマウス
系統情報 |
資源番号 | nbio255 |
系統名 | FVB.Eisuke-NLS |
正式名称 | FVB-Tg(EKAREV)pT2A-3905NLS(N6) |
略称・別名 | |
系統分類 | mutant |
バックグラウンド系統 | FVB(N6) |
由来 | 京都大学大学院生命科学研究科 生体制御学 |
樹立者 | 松田 道行 先生 |
寄託者 | 松田 道行 先生 |
分譲条件 | 提供承諾書が必要。分譲手続はこちら |
Animal Health Report | |
詳細 | Eisuke-NLS(nbio184)の遺伝的バックグラウンドをFVBにしたコンジェクニックマウスである。ERKのキナーゼ活性をモニターするFRETバイオセンサーEKAREV-NLS(核局在型)を発現するマウスをCAGプロモーター下で全身に発現させたトランスジェニックマウスである。ERK (extracellular signal-regulated kinase, 細胞外シグナル調節キナーゼ) は、MAPキナーゼファミリーに属し、細胞の増殖や分化に関与し、とくにがん遺伝子情報伝達系において重要な役割を果たしている。本マウスを二光子顕微鏡による生体イメージング観察することにより、胎児および成体のさまざまな組織におけるERKのキナーゼ活性を時間的、空間的に測定することが可能である。様々な組織の初代培養細胞にても十分な発現が見られることから、生きた動物でのシグナル伝達系の解析のみならず、シグナル分子をターゲットとした薬力学的解析など、創薬への応用も期待される。上皮組織を用いた場合、細胞間でのERK活性の違いを検出するには核内型の方が使いやすい。細胞の形態も観察したい場合は、細胞質局在型を用いる必要がある。なお、一般的にFRETバイオセンサーは固定標本には用いることができない。 注:FRET (Förster (or fluorescence) resonance energy transfer,蛍光共鳴エネルギー移動) |
参考文献 | - Kamioka Y, Sumiyama K, Mizuno R, Sakai Y, Hirata E, Kiyokawa E, Matsuda M. (2012) Live Imaging of Protein Kinase Activities in Transgenic Mice Expressing FRET Biosensors. Cell Struct Funct. 2012 37(1):65-73. [PMID: 22277578]
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保存情報 |
精子 | 自家 | 遺伝子型 | |
凍結方法 | FERTIUP |
他機関 | 遺伝子型 | |
凍結方法 | |
胚 | 自家 | 作出方法 | |
遺伝子型 | |
凍結方法 | EFS40 |
他機関 | 作出方法 | |
遺伝子型 | |
凍結方法 | |
分譲までの期間 | 凍結精子 | |
凍結胚 | 手続完了次第即日発送可能 |
生体 | 約2ヶ月 |
遺伝子情報 |
作出方法 | transgenic |
遺伝子記号 | CFP, YFP |
遺伝子名 | Cyan Fluorescent Protein, Yellow Fluorescent Protein |
genotyping情報 | |