スナネズミ Meriones unguiculatus
注: スナネズミの維持は終了しました。
MGR | MGB | MGW |
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スナネズミは齧歯目ネズミ科アレチネズミ亜科に属する小型の動物で、野生種の生息地は中国大陸の砂漠地帯です。 大きさはマウスとラットの中間であり、性格が穏和で扱いやすく、 日本において実験動物として開発された数少ない動物の一つです。 脳梗塞、てんかん、寄生虫や細菌感染などの研究に用いられています。
当研究室では、毛色変異(MGB : 黒色、MGW : 白色)、てんかん抵抗性(MGR)など近交系を含む3系統を維持しており、これまでに人工授精、胚移植、胚凍結保存(1)、精子凍結保存(2)などの生殖関連技術の開発を行っています。
参考文献
- Mochida K et al. (1999) Successful cryopreservation of Mongolian gerbil embryos by vitrification. Theriogenology, 51: 171.
- 小浦美奈子等 (2003) スナネズミ精子の凍結保存法の検討.第50回日本実験動物学会総会