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AMPK-CAマウス (AMPK-CA/B, AMPK-CA/C, AMPK-CA/D, AMPK-CA/F)

概要

骨格筋特異的にAMP依存性プロテインキナーゼ(AMPK)α1サブユニット(ラット)の constitutive active form(構成的活性型)を過剰発現させたトランスジェニックマウスである。 ラットAMPKα1サブユニットの1-312アミノ酸をコードするcDNAにT172Dの変異を導入した遺伝子を, ヒトαアクチンプロモーター(-2000bp)の制御下に発現している。 しかしこのマウスでは骨格筋のAMPK活性の増加は認められなかった。 AMPKはAMPの存在下でタンパク質をリン酸化する酵素であり, α,β,γの3つのサブユニットがヘテロ3量体を構成している。 AMPKは糖・脂質代謝系の酵素活性を調節していることから, 本マウスは肥満・糖尿病関連の研究に利用可能と考えられる。4ラインある。