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マウス詳細データ: Kuroマウス

系統情報
資源番号 nbio289
系統名 Kuro
正式名称
略称・別名
系統分類 mutant
バックグラウンド系統 C57BL/6J X C3H
由来 岐阜大学 工学部 化学生命工学科 大学院自然科学技術研究科/大学院連合創薬医療情報研究科
樹立者 竹森 洋 先生
寄託者 竹森 洋 先生
分譲条件 平成27~29年の分譲は共同研究に限る(分譲手続はこちら)。平成30年以降は寄託者を明示する。
Animal Health Report
詳細 Kuro(右)とHR-1(左)の写真

C57BL/6JとC3Hの交雑系で見出された無毛で皮膚が黒いマウス。親系統のC57BL/6Jは被毛は黒だが,皮膚の大半は明るいピンクで所々に灰色から黒の部分がある程度であり,もう一方のC3Hは被毛は野生色で,皮膚は白い部分と黒い部分がある(Ref. 1)。本マウスはこれら親系統とは異なり,全身の皮膚(舌も含めて)が黒いという特徴がある。 Kuroの原因遺伝子は不明。低身長で大きくならない。不妊。過剰な毛根産生と毛根の前後極性消失による毛の伸長不全が見られる。 なお,ヘテロは毛が生えているが,密度が小さく,ホモとヘテロの判別は容易である。

写真は左がHR-1のアルビノで右がKuroマウス。

参考文献
  1. Sundberg JP, and Silva KA. (2012) What color is the skin of a mouse? Vet. Pathol. 49(1):142-5. [PMID:22096019]
保存情報
精子自家遺伝子型Heterozygousとhomozygous
凍結方法FERTIUP
他機関遺伝子型
凍結方法
自家 作出方法IVF
遺伝子型HeteroとWTが半分ずつ, もしくは,homozygousのみ
凍結方法EFS40
他機関 作出方法
遺伝子型
凍結方法
分譲までの期間凍結精子手続完了次第即日発送可能
凍結胚 手続完了次第即日発送可能
生体 約2ヶ月
遺伝子情報
作出方法 自然発症
遺伝子記号 未同定
遺伝子名 未同定
genotyping情報