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Liver-UCP2マウス(Liver-UCP2/AとLiver-UCP2/D)
- 資源番号:nbio109(Liver-UCP2/A), nbio110(Liver-UCP2/D)
- 由来:(独)国立健康・栄養研究所 基礎栄養プログラム
- 樹立者・寄託者 :笠岡(坪山)宣代先生
- 分譲条件:提供承諾書が必要
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概要
肝臓特異的にヒトUCP2を過剰発現させたトランスジェニックマウスで, ヒトの肥満・糖尿病発症の予防や治療の研究に利用可能と考えられる。 ヒト血清アミロイドプロモーターを使用している。 2ラインあり,AラインはヒトUCP2を正常の約2倍,Dラインは約10倍過剰発現している。 なお,UCP2はミトコンドリア内膜で酸化的リン酸化反応を脱共役させ, エネルギー消費/熱産生に関与する脱共役タンパク質(uncoupling protein)の一つで, 広範な組織に発現している。
参考文献
- Tsuboyama-Kasaoka N, Sano K, Shozawa C, Osaka T, Ezaki O. Studies of UCP2 transgenic and knockout mice reveal that liver UCP2 is not essential for the antiobesity effects of fish oil. Am J Physiol Endocrinol Metab. 2008 Mar;294(3):E600-6. Epub 2007 Dec 18.