HOME > マウス一覧 > RP58 KOマウス

マウス詳細データ: RP58 KOマウス

系統情報
資源番号 nbio054
系統名 RP58 KO
正式名称
略称・別名
系統分類 mutant
バックグラウンド系統
由来 国立感染症研究所免疫部
樹立者 葛西 正孝 先生
寄託者 葛西 正孝 先生
分譲条件 共同研究に限る。分譲手続はこちら
Animal Health Report
詳細

マウスRP58遺伝子の全エクソン(全長4 kb)のゲノムDNAを欠損したノックアウト (KO) マウスである。 RP58KOマウスは出生直後に致死となるが、大脳皮質ニューロンの層形成に異常が認められる。すなわち、正常マウスの大脳皮質では6層の細胞層が表層から整然と配列しているが、KOマウスではサブプレート層が欠落し、皮質層構造の逆転 (outside-in) が観察される。また、大脳皮質ニューロンの分化、大脳皮質—視床間の経路形成にも重篤な症状が認められ、脳の形態形成の分子機序を理解する上で重要なモデル動物であると考えられる。

参考文献
  1. Okado H, Ohtaka-Maruyama C, Sugitani Y, Fukuda Y, Ishida R, Hirai S, Miwa A, Takahashi A, Aoki K, Mochida K, Suzuki O, Honda T, Nakajima K, Ogawa M, Terashima T, Matsuda J, Kawano H, and Kasai M. (2009) The transcriptional repressor RP58 is crucial for cell-division patterning and neuronal survival in the developing cortex. Dev. Biol. 331(2):140-51. [PMID:19409883]
保存情報
精子自家遺伝子型
凍結方法FERTIUP
他機関遺伝子型
凍結方法
自家 作出方法
遺伝子型
凍結方法EFS40
他機関 作出方法
遺伝子型
凍結方法
分譲までの期間凍結精子手続完了次第即日発送可能
凍結胚 手続完了次第即日発送可能
生体 約2ヶ月
遺伝子情報
作出方法 knockout
遺伝子記号 Rp58
遺伝子名 zinc finger protein 238
genotyping情報