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マウス詳細データ: Col11a2-Smad6マウス

系統情報
資源番号 nbio130
系統名 Col11a2-Smad6
正式名称
略称・別名
系統分類 mutant
バックグラウンド系統
由来 京都大学iPS細胞研究所
樹立者 妻木 範行 先生
寄託者 金田安史先生(大阪大学共創機構、副機構長)
分譲条件 提供承諾書が必要。分譲手続はこちら
Animal Health Report
詳細

軟骨細胞特異的にSmad6を発現させたトランスジェニックマウスであり、骨減少症を伴う小人症を呈する。Col11a2(XI型コラーゲンα2鎖遺伝子)のpromoter/enhancerを用いることで軟骨細胞特異的に発現が制御されている。このマウスでは、内軟骨性骨化において軟骨細胞の増殖はほぼ正常であるが、軟骨細胞の肥大化が遅延していることが示されており、このことが骨の成長・形成の障害と関連しているものと考えられている。 骨・軟骨形成に重要な骨形成因子 (bone morphogenetic protein, BMP) のシグナル伝達におけるSmad6の生体での役割解明に有用なマウスであり、整形外科運動器疾患の治療に向けた基礎研究に貢献することが期待される。なお、SmadはTGF-βスーパーファミリーの増殖分化因子の細胞内シグナルを伝達する蛋白質で、その機能から特異型Smad、共有型Smad及び抑制型Smadに分類されており、Smad6は抑制型Smadである。

参考文献
  1. Horiki M, Imamura T, Okamoto M, Hayashi M, Murai J, Myoui A, Ochi T, Miyazono K, Yoshikawa H, Tsumaki N. (2004) Smad6/Smurf1 overexpression in cartilage delays chondrocyte hypertrophy and causes dwarfism with osteopenia. J Cell Biol. 165(3):433-45. [PMID: 15123739]
保存情報
精子自家遺伝子型
凍結方法FERTIUP
他機関遺伝子型
凍結方法
自家 作出方法
遺伝子型
凍結方法EFS40
他機関 作出方法
遺伝子型
凍結方法
分譲までの期間凍結精子手続完了次第即日発送可能
凍結胚 手続完了次第即日発送可能
生体 約2ヶ月
遺伝子情報
作出方法 transgenic
遺伝子記号 Smad6
遺伝子名 SMAD family member 6
genotyping情報