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マウス詳細データ: C3G KOマウス

系統情報
資源番号 nbio112
系統名 C3G KO
正式名称
略称・別名
系統分類 mutant
バックグラウンド系統
由来 京都大学医学研究科病態生物医学
樹立者 松田 道行 先生
寄託者 松田 道行 先生
分譲条件 利用者は研究成果の公表に当たり寄託者の指定する文献 (ref. 1) を引用する。分譲手続はこちら
Animal Health Report
詳細

C3GはRap1(シグナル伝達に重要な役割を果たすRasファミリーに属する低分子量GTP結合タンパク質)の活性化因子で、GDP-GTP交換因子 (GDP-GTP Exchange Factor, Guanine Nucleotide Exchange Factor, GEF) である。C3Gノックアウトマウスは胎生致死で、胎生7.5日以前に死亡する。ヒトC3Gトランスジーン(hC3G Tgマウス,nbio113参照)によるレスキューが可能であるが完全ではなく、C3GノックアウトホモにヒトC3Gトランスジーンを持つ個体 (C3G-/-/hu) は著しく小さい。C3G-/-/huマウスから得られた胎児線維芽細胞にCre酵素を作用させ、C3Gトランスジーンを欠失させた細胞の研究から、C3Gは細胞接着と細胞の平坦化に必須であることが示されている。C3Gノックアウトヘテロマウスの分譲が可能である。

参考文献
  1. Ohba Y, Ikuta K, Ogura A, Matsuda J, Mochizuki N, Nagashima K, Kurokawa K, Mayer BJ, Maki K, Miyazaki J, and Matsuda M. (2001) Requirement for C3G-dependent Rap1 activation for cell adhesion and embryogenesis. EMBO J. 20(13):3333-41. [PMID:11432821]
保存情報
精子自家遺伝子型
凍結方法FERTIUP
他機関遺伝子型
凍結方法
自家 作出方法
遺伝子型
凍結方法EFS40
他機関 作出方法
遺伝子型
凍結方法
分譲までの期間凍結精子手続完了次第即日発送可能
凍結胚 手続完了次第即日発送可能
生体 約2ヶ月
遺伝子情報
作出方法 knockout
遺伝子記号 Rapgef1 (C3G, Grf2)
遺伝子名 Rap guanine nucleotide exchange factor (GEF) 1 (C3G, Guanine nucleotide releasing factor 2)
genotyping情報