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マウス詳細データ: hC3G Tgマウス

系統情報
資源番号 nbio113
系統名 hC3G Tg
正式名称
略称・別名
系統分類 mutant
バックグラウンド系統
由来 京都大学医学研究科病態生物医学
樹立者 松田 道行 先生
寄託者 松田 道行 先生
分譲条件 利用者は研究成果の公表に当たり寄託者の指定する文献 (ref. 1) を引用する。分譲手続はこちら
Animal Health Report
詳細

C3GはRap1(シグナル伝達に重要な役割を果たすRasファミリーに属する低分子量GTP結合タンパク質)の活性化因子で、GDP-GTP交換因子 (GDP-GTP Exchange Factor, Guanine Nucleotide Exchange Factor, GEF) である。hC3G TgマウスはヒトC3Gを全身に過剰発現するマウス(CAGプロモーター使用)であり、loxP配列を持ち、Cre発現によりヒトC3Gトランスジーンを欠失させることができ、conditional Tg/KOに利用可能である。hC3G Tgマウスを用いてC3Gノックアウトマウス(C3G KOマウス,nbio112参照)をレスキューすることが可能であるが完全ではなく、C3GノックアウトホモにヒトC3Gトランスジーンを持つ個体 (C3G-/-/hu) は著しく小さい。C3G-/-/huマウスから得られた胎児線維芽細胞にCre酵素を作用させ、C3Gトランスジーンを欠失させた細胞の研究から、C3Gは細胞接着と細胞の平坦化に必須であることが示されている。C3Gノックアウトヘテロマウスの分譲が可能である。

参考文献
  1. Ohba Y, Ikuta K, Ogura A, Matsuda J, Mochizuki N, Nagashima K, Kurokawa K, Mayer BJ, Maki K, Miyazaki J, and Matsuda M. (2001) Requirement for C3G-dependent Rap1 activation for cell adhesion and embryogenesis. EMBO J. 20(13):3333-41. [PMID:11432821]
保存情報
精子自家遺伝子型
凍結方法FERTIUP
他機関遺伝子型
凍結方法
自家 作出方法
遺伝子型
凍結方法EFS40
他機関 作出方法
遺伝子型
凍結方法
分譲までの期間凍結精子手続完了次第即日発送可能
凍結胚 手続完了次第即日発送可能
生体 約2ヶ月
遺伝子情報
作出方法 transgenic
遺伝子記号 Rapgef1 (C3G, Grf2)
遺伝子名 Rap guanine nucleotide exchange factor (GEF) 1 (C3G, Guanine nucleotide releasing factor 2)
genotyping情報