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マウス詳細データ: ICGNマウス
系統情報 | |
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資源番号 | nbio004 |
系統名 | ICGN |
正式名称 | |
略称・別名 | ICR-derived glomerulonephritisマウス |
系統分類 | inbred |
バックグラウンド系統 | |
由来 | 医薬基盤・健康・栄養研究所(国立予防衛生研究所) |
樹立者 | 小倉 淳郎 先生 |
寄託者 | |
分譲条件 | 無条件。分譲手続はこちら |
Animal Health Report | |
詳細 | ICGN系マウスは、ICR系マウス突然変異体由来の新規な病態モデル動物で、加齢とともに腎炎を発症し病態が進行する。2006年にtensin2が原因遺伝子であることが分かった(参考文献1および「原発性ネフローゼマウスマウスの解析」ページ参照)。 このマウスは病態の進行にともない様々な段階の糸球体病変(腎糸球体基底膜の肥厚、糸球体足突起消失やメサンギウム細胞の増殖をともなわないメサンギウム領域の拡張など)を呈するようになる(2-6)。さらに病態末期においては尿細管拡張、尿細管間質部病変も認められる。またタンパク尿、低タンパク血症、高脂血症、全身性浮腫および腎性貧血の症状も認められる。これまでの病理組織学的所見や臨床生化学的検査結果から、これまでになかったヒトにおける特発性腎炎症候群の有用な実験モデルとして貴重なものであると考えられており、この病態動物の発症機序を解明することはヒト特発性腎炎の病因解明に貢献することが期待される。 |
参考文献 |
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保存情報 | |||
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精子 | 自家 | 遺伝子型 | |
凍結方法 | FERTIUP | ||
他機関 | 遺伝子型 | ||
凍結方法 | |||
胚 | 自家 | 作出方法 | |
遺伝子型 | |||
凍結方法 | EFS40 | ||
他機関 | 作出方法 | ||
遺伝子型 | |||
凍結方法 | |||
分譲までの期間 | 凍結精子 | 手続完了次第即日発送可能 | |
凍結胚 | 手続完了次第即日発送可能 | ||
生体 | 約2ヶ月 |
遺伝子情報 | |
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作出方法 | spontaneus mutation |
遺伝子記号 | Tenc1 (Tensin 2) |
遺伝子名 | Tensin like C1 domain containing phosphatase |
genotyping情報 |