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マウス詳細データ: PGC-1α-c/C-lineマウス

系統情報
資源番号 nbio303
系統名 PGC-1α-c/C-line
正式名称
略称・別名
系統分類 mutant
バックグラウンド系統 C57BL/6N
由来 静岡県立大学 食品栄養科学部
樹立者 三浦進司 先生
寄託者 三浦進司 先生
分譲条件 共同研究に限る。分譲手続はこちら
Animal Health Report
詳細

PGC-1α遺伝子からは転写開始位置の違いで3種類のmRNAが転写される(PGC-1α-a, -b, 及び-c)。 これら転写産物の発現量は臓器および刺激によって異なり,例えば,運動は骨格筋においてPGC-1α-b, 及び-c mRNAの発現を亢進させるが,PGC-1α-a mRNAの発現は変化しない。 一方,飢餓時の肝臓ではPGC-1α-aの発現は亢進するが,他の2つは亢進しない。

このマウスはヒトαアクチンプロモーターにより骨格筋特異的にPGC-1α-c mRNAを過剰発現する遺伝子導入マウスである(Ref. 1の表1の系統番号04-1に由来)。 運動が及ぼすPGC-1αのmRNAのアイソフォーム特異的な骨格筋への影響などについての研究に有用である。 導入コピー数の違いにより,骨格筋特異的にPGC-1α-aを過剰発現するサブラインを3ライン(nbio095nbio096nbio097), PGC-1α-bを過剰発現するサブラインを2ライン(nbio299nbio300), PGC-1α-cを過剰発現するサブラインを3ライン(nbio301nbio302nbio303),当バンクから提供可能である。

参考文献
  1. Miura S, Kai Y, Kamei Y, and Ezaki O. (2008) Isoform-specific increases in murine skeletal muscle peroxisome proliferator-activated receptor-γ coactivator-1α (PGC-1α) mRNA in response to β2-adrenergic receptor activation and exercise. Endocrinology 149(9):4527-33. [PMID:18511502]
保存情報
精子自家遺伝子型Hetero
凍結方法FERTIUP
他機関遺伝子型
凍結方法
自家 作出方法IVF
遺伝子型HeteroとWTが半分ずつ
凍結方法EFS40
他機関 作出方法
遺伝子型
凍結方法
分譲までの期間凍結精子手続完了次第即日発送可能
凍結胚 手続完了次第即日発送可能
生体 約2ヶ月
遺伝子情報
作出方法 transgenic
遺伝子記号 Ppargc1a(PGC-1α)
遺伝子名 Peroxisome proliferator-activated receptor gamma, coactivator 1 alpha
genotyping情報